北口本宮浅間神社

神社は、必要な時に必要なことを導いてくれる場所。

「陽」のエネルギーを持った、富士山本宮浅間大社

から「陰」のエネルギーを持った、北口本宮富士浅間神社へ。



「富士山」と書かれた大鳥居をくぐると



まっすぐ伸びた大樹に囲まれた参道が続く。

光が遮られひんやりとした空気を感じながら

木や自然に身をまかせてみると、自然と湧き出る思い。

気持ちいいな、、、ありがたいな、、、

神社とは、自然回帰と自然崇拝を思い出す場所。



市指定文化財の隋神門から

神楽殿、拝殿、本殿へと続く。



拝殿の前には、富士太郎杉と富士夫婦桧が

すごい気迫で神様をお守りしている。

さらにその奥にはいくつかのお社もあり

富士山への登山道へと導かれていて

富士信仰を強く感じられる場所である。


主祭神は、神界で最も美しいとされている

木花之佐久夜毘売命 （コノハナサクヤヒメ）

壮烈な出産経験で、炎の中で3人の子を産み落としたため

安産の神や上昇運を持つ神でもあり

覚悟と情熱を持ち合わせた神様でもある。


地に足をつけ、大地からのパワーを授かって

変化への覚悟を決めるために

どうやらここへ導かれたようである。



御殿場からの、朝日にほほ染めた富士山



雲の行列がやってきても、何も動ぜず

ただ微笑んで、ただそこに在るだけ。



雲が去り、全景を現わしてくれた時

心の曇りも一緒に流れていく。



心の中で覚悟を決めた時、全ては動き始める。

恐れや不安は雲のように現れるけど

その下には、何も動じない、何も恐れない

穏やかな自分がいる。

自分が思った通りの道を進めばいい。

途中でつまづいたら、流れに任せて立ち止まってもいい。

大丈夫、全てはうまくいっているよ。


⇒今日の富士山