愛あるものたちへ
平安時代の終わり頃、熊野(ゆや)御前が
植えたとされている 熊野(ゆや)の長藤
美しいその姿、心の平安にみつけた「愛」
亡き妻へ捧げたバラの都・ばらの都苑
バラの花びら一枚一枚に感じる「愛」
手のひらを広げた葉っぱに
太陽の栄養がたっぷり注がれる
無償で平等の「愛」
毎年、時期になれば
勝手に花咲き、実をつける
ふきは甘夏の甘い香りの下で
傘を連ねて日陰で育つ
人は自然の恵みを当たり前のようにいただく
そこには「愛」がいっぱいつまっているのに・・
農作物についた悪いやつを退治してくれる
てんとう虫は、ホントは太陽が好きで
太陽神の天道って言われてる
小さい命だって「愛」に満ち満ちてる
「ネギボウズ」ってへんてこりんな名前だけど
れっきとしたネギの花
ここから種がこぼれて、またネギになる
いがぐり頭だけど、実は人気もの
ハチは居心地よくて「愛」を注入
土を耕し、肥料を与え、水を注いで
「愛」を込めて、夏野菜たちを植える
あとはお天道様のご機嫌次第
空に向かって育っていくそら豆からは
たくさんのエネルギーと元気をもらえる
さやにくるまれている姿は、まるで胎児のよう
母なる 「愛」 は強くて、広くて、優しい
いつも、あふれんばかりの愛に包まれている
愛あるものたちよ、ありがとう!
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