Keep paddling!

makilolo

2015年08月14日 09:12



サーフィンはシンプルである。

風が生みだす波にただ乗るだけ。

一つとして同じ条件の同じ波はない。

その日の心の状態によっても違ってくる。


若い頃はただがむしゃらに、強引に

どんな波にも乗りまくっていた。

でもある時から、海は心の親友になっていた。

海に限らず、自然をリスペクトし

感謝することが身についていた。


海にいる時は、否応なしに自然と向かいあう。

自分の力でパドリングして沖へ出る。

波が大きい時は、何度も押し戻され、もみくちゃにされて

負けるもんか! とただひたすら沖へと向かう。




ポイントについてホッと一息。

ラインナップ上には波待ちするサーファーたち

やっと周りの景色が見えてくる。

そこには一面の海、青い空と白い雲、水平線

時折、船や魚や鳥たちが横断していくくらいで

耳を澄ますと、自然界の音色が心地よく響いてきて

ざわざわしていた心の内側が、だんだん穏やかになってくる。




うねりが入り、水面が盛り上がってくると

波が崩れるであろうポイントに向かって

今度は岸に向かってパドルを始める。

その波のリズムと、自分の身体の感覚を

100%研ぎ澄ませて、身体と一体になった板が

スピードに乗って滑り出す瞬間

板の上に立ちあがり、波の斜面を滑り降りている。


この瞬間は ”無” である。

今この瞬間を、ありありと生きている感覚。

過去も未来も関係なく、今この時をどう生きるか?

ただ楽しいだけでなく、人生の生き方を教えてくれる

サーフィンに出会えたことに感謝!



逆らうのでもなく
従うのでもなく
波のように沿って生きてゆけばいい

自然をリスペクトしなさい
自然を愛する者をリスペクトしなさい
自然を守っている者をリスペクトしなさい


FLOW WITH IT, BE PART OF IT ~ 流れに身を委ね、その一部となる
DON'T PANIC, JUST RELAX ~ パニックになるな、ただリラックスせよ

DON'T GIVE UP, KEEP PADDLING ~ あきらめず、漕ぎ続けよ

                                    (一部抜粋)





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